世界の新造船手持工事量は,新造船建造量と同様1964年以来毎年大幅な伸びを示しており,1970年3月末現在も,対前年同期比12%増5,991万総トンと順調である。 これを国別にみると, 〔II−(IV)−2図〕のとおりであるが,西欧の造船諸国で超大型船造船施設の整備が進み,活発な受注活動を行なつているため,ここ数年各国とも手持工事量を増加させている。