4 青少年旅行村の整備


  青少年旅行村の構想は,健全な青少年旅行を推進するとともに,過疎地域の振興に資するため,一般民家を民宿として利用するなど所在の資源の有効活用を図るとともに,戸外レクリエーシヨン施設及び共同施設を整備して,公害のない大自然の中における健全で低れんなレクリエーシヨン活動の受入地を整備しようとするものである。運輸省では,このような構想を実現すべく,44年度においては,全国都道府県に対し青少年旅行村整備の希望を有する場合は,整備計画の概要を提出するよう要望したところ,全国で206ヵ所にのぼる希望が寄せられた。この206ヵ所のうち,過疎,交通,自然等の条件を勘案して32ヵ所を選定し,(社)日本観光協会による適地調査を実施した。現在この調査結果に基づき,青少年旅行村構想の具体化を検討している。


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