2 航空と気象


  航空機の運航計画,安全運航,経済運航等に資するため,現在全国の主要空港には,航空気象専門の気象台,測候所を,その他の空港には出張所をおき,内外の航空機,航空関係者に対し,飛行場気象観測通報,飛行場予警報,空域予警報,航空路予報,警報を通報している。近年,国際航空,国内航空ともに,気象に対する要望は日一日と高まり,航空気象業務の拡充,施設の近代化が必要となつてきており,44年度において,大阪国際空港の拡充にともない大阪航空測候所の業務を整備拡充するとともに,航空気象官署の気象測器,雲高測定器,無線模写受画機を整備し,気象サービスの充実につとめている。


表紙へ戻る 次へ進む