自動車の車両欠陥事故および公害防止を図るためには予防整備が必要であり,自動車使用者に対して,定期点検整備の実施を義務づけ,その励行について指導している。 定期点検整備は,自動車便用著に対してこの必要性の認識を深めるよう,点検整備ステッカー運動の実施等により指導している。 また,自動車運送事業者等多数の自動車を使用している者に対しては,整備管理者の選任届出を義務づけており,現在15万4,000人の整備管理者が選任されている。この整備管理者に対しては,定期点検整備,仕業点検等保安確保に関する研修を行ない,充実した点検整備が実施できるよう指導している。
