船舶安全法,船舶職員法,船員法,港則法等の海事関係法令の違反は,直接または間接に海難の発生に結びつくおそれが多いことから,46年には約15万6.000隻にのぼる船舶に立入検査を行ない,これらの法令の励行を図るとともに,海上安全連絡会議,海事関係法令違反通報制度を積極的に活用して取締結果を海事行政に反映させるよう努めている。