4　港湾浄化対策

　　港湾では海底のたい積物が原因となつて底質の悪化,水質の汚濁,悪臭の発生等の公害を起しているところもある。
　　このため公害対策の一環として,次のような港湾をしゆんせつによつて浄化することも必要である。
　　具体的には,新たに昭和年47度において,塩釜,東京,田子の浦等の8港においては汚泥しゆんせつを予定し,また,新潟港では浄化用水の導入を予定している。
　　これらの事業については,公害防止対策事業を地方公共団体が実施する場合の財政上の援助規定を定めた「公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の適用を予定している。