新幹線の騒音防止については,これまでも施設の整備,車両の改善などを実施し,騒音レベルの低減を図つてきたが,47年12月20日環境庁による「環境保全上緊急を要する新幹線鉄道騒音対策について」の勧告に基づき,「新幹線鉄道騒音緊急対策」を定め積極的に実施している。 近年,新幹線騒音に対する地域住民の意識は高まつており,今後も引き続いて,騒音防止に関する技術の開発,諸施策の実施を推進していく必要がある。