47年度における国鉄の財産の状態は, 〔I−(I)−26表〕のとおりであり,総額4兆3,569億円となり,前年度に比べ11%の増加となつた。
このうち,85%を占める固定資産は,前年度に比べ10%増の3兆7,079億円となつたが,これは,新幹線新大阪・岡山間開業に伴い建設仮勘定から線路設備等の固定資産への繰入額によるものがほとんどである。 負債及び資本関係では,長期負債が前庫度に比べ20%増の3兆7,191億円となり,47年度は資本金の増加にもかかわらず,欠損金が増大したため,負債・資本総額に占める負債の比率は,長期負債の増加の影響を受けて,前年度の88%を上回る95%を占めるに至つた。 また,資本金が前年度に比べ656億円増加となつているが,これは,工事資金の一部として政府が出資したものである。