第2節 運輸におけるシステム化の現状


  第1節において運輸関係の基盤施設整備が立ち遅れていることを指摘したが,施設の有効利用及び省力化,合理化の観点から各輸送機関ともその特性に応じた近代化,システム化が図られている。戸口から戸口までの一貫輸送をめざすものとしてコンテナやパレットをユニット・ロードの手段として異種交通機関を有機的に結合した協同一貫輸送方式が,また,大量,定型物資の輸送に関してはそれぞれの物資に最も適した物資別適合輸送が,近代化の代表として積極的に進められている。更に社会経済の情報化,知識集約化の進行に伴い,運輸においてもコンピュータと通信回線を結合した情報システムの活用が行われている。また,都市交通対策の一環として,中量軌道システム等,新交通システムの開発が行われており,その実用化が期待されている。


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