1 営業倉庫貨物取扱量


  昭和48年度の倉庫における状況は, 〔II−(III)−19表〕のとおり普通倉庫及び冷蔵倉庫においては順調な伸びをみせている。

(1) 普通倉庫

  48年度の入庫高は,1億2,744万トンで,前年度比20.4%の増である。年度間平均月末保管残高は,1,693万トンで,前年度比10.7%の増である。
  品目別の年度間入庫高は,鉄,金属類,雑品,紙パルプをはじめ全品目において増加している。

(2) 冷蔵倉庫

  48年度の入庫高は656万トンで,前年度比12.0%の増である。年度間平均月末保管残高は118万トンで,前年度比25.4%の増である。
  品目別の年度間入庫高は,農畜産加工品,畜産品,塩干魚介等が増加しており,反面鯨肉,鮮魚介は減少している。

(3) 水面倉庫

  48年度の入庫高は1,008万立方メートルで,前年度比の4.5%減であるが,年度間平均月末保管残高は,木材の需要減もあって169万立方メートルで,前年度比10.3%の増である。


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