2 営業倉庫の整備状況


  48年度末における倉庫業者数は, 〔II−(III)−20表〕に示すとおり,水面倉庫以外は増えている。庫腹の増加面積は,普通倉庫87万平方メートル,冷蔵倉庫143万立方メートル,水面倉庫10万平方メートルで,それぞれ前年度に比べ,5.9%,20.5%,1.8%の増加率である。庫腹量は数量的には増加しているが,利用率からみると,普通倉庫は74%,冷蔵倉庫は51%となっており,適正利用率(普通倉庫65%,冷蔵倉庫45%)と比べると,保管需要の増大に対し庫腹整備はまだ追いついていないことがわかる。
  このため,倉庫整備を促進するよう 〔II−(III)−21表〕のとおり,日本開発銀行,北海道東北開発公庫,中小企業金融公庫等政府関係機関からの融資が行われているほか,税制面での優遇措置がとられている。


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