2 事故の原因


  48年中の航空事故の原因としては,操縦者の操作の誤り,判断の不適切等人為的なものが多く,全事故の約78%(49年7月1日現在調査中のものを除く。)を占めている。
  事故原因のうち,固定翼にあっては,脚の上げ下げ操作のミスによる胴体着陸が3件,回転翼にあっては,航行中に電線又は空中索道に接触して墜落した事故が4件発生したが,このことは,同種の原因による多発事故として今後の事故再発防止を図る上で,注目されるところである。


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