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1 観光レクリエーション活動増大の背景
近年,国民所得の上昇とともにレクリエーション関係支出の形態に変化が生じてきている。総理府の「家計調査報告」によると,消費支出に占める食料費の割合(エンゲル係数)が減少傾向を示すとともに雑費,被服費の割合が増加しており,特に余暇関係支出の伸びは 〔IV−1表〕のように,各支出項目とも大きく増加しており,消費支出に占める余暇関係支出の割合は,昭和42年19.5%から47年の22.7%へと3.2ポイント増加している。また,個人消費支出は 〔IV−2表〕のとおり,42年の23兆5,545億円から,48年は57兆3,342億円とこの間約2.4倍となったが,このうち1泊以上の観光レクリエーション活動に消費される額は,同じく42年の5,125億円から48年1兆4,467億円と約2.8倍に増加しており,個人消費支出の伸びを上廻っている。
週休2日制や長期休暇制の普及に伴い,労働時間の短縮が進んでおり,48年の月間総労働時間は183.1時間で前年の184.7時間に比べ1.6時間の減少となっており35年の202.7時間から13年間で19.6時間の減少となっている。
次に,週休2日制の実施状況をみると 〔IV−4表〕のように,45年には調査対象企業のうち4.4%の実施であったが,48年30.2%と大幅な増加を示している。
前述したように,近年,我が国においても週休2日制を採用する企業が急増しているが,総理府が47年7月に行なった「週休2日制,余暇に関する世論調査」 〔IV−5図〕でみると,現在,休日の余暇時間の過しかたについて,「ラジオ・テレビ」が全体51.2%,続いて「休息・くつろぎ」が44.1%「家庭内のだんらん」が25.6%で,休息・くつろぎ型の余暇利用となっている。
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