2 観光レクリエーション活動状況


(1) 観光レクリエーションの動向

  48年の観光レクリエーション量は,延べ約4億2,500万人回で,これは国民1人当たり平均3.9回となっている。そのうち,1泊以上の観光レクリエーション活動は 〔IV−6表〕のとおり総観光レクリエーション量の20.5%に当る延べ約8,700万人回と推計され,国民1人当たりの平均は0.8回であった。

  日帰り観光レクリエーション活動量についてみると,48年では3億3,800万人回で国民1人当たり2.7回であった。
  次に,観光レクリエーション1回当たりの旅行費用をみると, 〔IV−7表〕のとおりとなっており,旅行費全体に占める「宿泊費」の割合は低下傾向にあるのに対して土産品,宿泊費以外の飲食費及び各種の観光関係施設の利用料等を含む「その他の旅行費」の占める割合は高まっている。

(2) 観光レクリエーションの同行者

  1泊以上の観光レクリエーションの同行者をみてみると 〔IV−8表〕,「家族」旅行が41%と最も多く,「友人・知人」「職場」等がこれに続いている。
  次に,日帰りレクリエーションの形態をみると「家族」又は「友人」と一緒に出かける場合が全体の8割を占め,「職場」,「学校」,「旅行業者,その他の団体」は1割台を占めるに過ぎず,いずれの場合も小グループ化の傾向にある。

(3) 観光レクリエーションの活動時期

  観光レクリエーションの実施時期について,まず1泊以上の観光レクリエーションをみると 〔IV−9図〕8月(19.6%)が最も多く,次いで5月,10月が多い。
  次に,日帰り観光レクリエーションでは5月が最も多く次いで8月,10月の順となっている。

(4) 観光レクリエーション活動の利用交通機関

  1泊以上の観光レクリエーションで利用した交通機関をみると 〔IV−10表〕のとおり,「鉄道」利用者は減少傾向がみられるが相変らず最も多く50.5%を占めている。
  「自家用車」の利用は,モータリゼーションの影響を受けて,高い伸びを示している。これに対し「路線バス」は減少している。「飛行機」,「船舶」の利用も割合では少ないが,漸増の傾向にある。
  また,日帰りレクリエーションにおける利用交通機関は「自家用車の利用」が最も多く,「鉄道」,「貸切バス」,「路線バス」等がこれに続いている。

(5) 観光レクリエーションの利用宿泊施設

  1泊以上の観光レクリエーションを行なった者の利用宿泊施設をみると 〔IV−11図〕「ホテル・旅館」が全体の62.4%で最も多く,「親戚・知人宅」の16.7%がこれに次いでいる。「国民宿舎・ユースホステル」や「寮・保養所」等の低廉な宿泊施設は絶対数が少ないことなどからいずれも1割に満たない。


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