経済社会の変動と輸送構造の変革等に伴い,悪化の一途をたどっている国鉄財政の再建を図るため,48年度以降10年間を新たな再建期間とする抜本的な財政再建計画を策定し,従来以上に徹底した増収と合理化の努力を求めるとともに,政府出資,過去債務に対する利子負担の軽減措置の拡大等財政助成の大幅強化を図ることとした。しかし,運賃改定については,1年半遅れて49年10月1日から実施された。また,50年3月10日新幹線博多開業に伴い新幹線特急料金の設定・改定を実施した。