第1節 新幹線鉄道の公害防止対策


  新幹線鉄道の路線の延伸,列車回数の増大等に伴ない,沿線住民に及ぼす騒音,振動等の影響には大きなものがあり,近時この対策は重要な課題となっている。
  このような状況のもとに,中央公害対策審議会は昭和50年6月「新幹線鉄道騒音に係る環境基準の設定について」を環境庁長官に答申し,これを受けて政府は翌7月,「新幹線鉄道騒音に係る環境基準について」を告示した。


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