2 災害復旧事業


  50年における港湾施設及び海岸保全施設の被害額は,約65億円(329か所)に達し,前年の被害額のおよそ1.4倍となった。
  特に,1月から3月の冬期風浪により北海道の稚内港,花咲港,山形県の酒田港等が,8月22日から24日までの台風6号により青森県の青森港,三重県の木本港等が,また,11月7日から8日,11月10日から13日にかけての低気圧により北海道の紋別港,岩手県の久慈港等が大きな被害を受けた。これに対し,事業費約41億円(国費31億円)をもって,307か所について復旧することを決定した。
  50年度における災害復旧事業等の実施状況は 〔II−(III)−18表〕のとおりである。


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