海洋開発は,緒についたばかりであるので,海洋開発用機器の生産についても,同一のものが大量に生産されるまでに至っておらず,建造にあたっては,それぞれが技術開発の対象どなっているものが多い。50年度においては,海底資源掘削船の建造量は飛躍的に増大したが,これらの多くは,2〜3年前の受注であり,世界的な景気の沈静を反映して50年度には,全般に新規受注は低調であった。 〔II−(IV)−11表〕