1 集中豪雨等監視体制の整備


  局地的な豪雨について,即時的にその実況を把握し,大規模な気象状況の場と併せ考えて将来を予測し,各種の防災機関や地域住民に対して適切な情報を伝達するための体制を整備している。
  50年度は,49年11月に運用を開始した地域気象観測網のうち95か所の気象官署に気温,風,日照のテレメータ化を行った。
  また,気象レーダーについても,函館に設置運用していた機器を改良更新するとともに,札幌,釧路,函館の3か所について,常時監視体制の強化と情報伝送網整備のため計6名の要員を増強するなどして,レーダーによって得られる雨域,雨の強度,移動,盛衰などの情報をより効果的に利用できるようにした。


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