2 運行速度の向上,定時性の確保を図るための施策
交通渋滞の激しい道路において,バス・タクシーのための優先又は専用レーンを設けることにより,その区間の通行の大幅なスピードアップが期待できる。道路の拡張が限界に達している都市部を中心に46年12月以来年々優先・専用レーンの設置が拡大されてきている他,専用道路も一部で実施されている 〔I−(II)−8表〕。
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信号待ちによる運行速度の低下,いわゆるダンゴ運行の発生に対処するため,バスが交差点に接近したときに,青信号を延長又は赤信号を短縮して交差点を通過させる装置であり,(1)と相まって徐々に拡充されている。
バス停留所又はタクシー乗場の歩道に切込みを設けて,後続車の追越しを容易にさせる施設の整備を図っている。
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