3 乗り易さの向上を目指した施策
電照式(アンドン式)停留所ポール,停留所屋根及び路線案内板の充実を行っている。
バスがいつ来るか分からないために生ずるイライラを解消するために,一定間隔にバスの運行をコントロールし,あわせて各停留所に次のバスの到着予告を表示するシステムを52年度において試験的に導入することとしている。
運賃を二重負担することなく,バスとバスあるいはバスと鉄道との乗り継ぎを容易にするために共通定期券の採用を拡大しており,51年度末現在,首都圏では110区間で実施されている。
道路から利用者が抵抗なくバス車両に乗り込めるように,通常の車両よりも床面の高さを下げ,あるいは出入口の幅を広げる等の構造上の改善を行ったバス車両の導入を推進している。
路線網の再編成,系統番号の設定等,バスの利便性の向上を自指した諸施策を講じている 〔I−(II)−9表〕。
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