3 空港構造の改良


  空港構造の改良には,航空機の離着陸経路がなるべく人家密集地の上空にかからないように滑走路の方向,位置を変更すること,緩衝緑地を設置すること等がある。特に,空港自体を騒音の影響が全く生じない場所(例えば海上)に設置することは,最も有効な方策である。50年5月に供用開始した長崎空港は,我が国初の大規模な海上空港であり,公害のない空港として大きな反響を呼んでいる。


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