5 特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案の国会提出


  空港は都市機能と密接な関係があるので,空港を都市から引き離すには限界がある。このため,空港を比較的都市に近接した位置に設置せざるを得ないが,このような地域は,近年急速に宅地化されつつある。その結果,空港周辺の騒音問題がますます深刻化し,また,空港周辺対策の実効性が保てない等の情勢が見られる。このような状況において,空港と周辺地域の調和を図るために,空港周辺の一定の地域における住宅等の特に静穏な環境を要する施設の建築を規制する制度を確立する必要があり,このため,特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法案を第82回国会に提出した。


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