6 運輸事業における情報処理システム
以上のような輸送施設の整備に加えて,輸送需要の増大及びその高度化,多様化に対応して,これらの施設を有効に活用するとともに,輸送の効率化,サービスの向上,輸送の安全を図るために,運輸の各分野でコンピュータの利用が進んでおり,52年末の導入台数は, 〔1−4−10表〕に示すように,合計1,080台となった。また,その適用分野は,人事,給与計算等のバッチ処理を中心とした業務から,コンピュータと通信回線を利用した鉄道,航空の座席予約,鉄道の運転管理,路線トラックの輸送貨物管理,外航海運のコンテナ管理等のオンライン処理を行う高度な業務へと進展している。
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