5 本州四国連絡橋に関連する旅客船問題


  本州四国連絡橋建設に伴なう旅客船事業の廃止,規模の縮小及び船員の雇用確保等に関し,総合的かつ効果的な対策を講じる必要があるため,51年10月15日閣議決定により関係省庁からなる「本州四国連絡橋旅客船問題等対策協議会」が,さらに同協議会の対策の検討に資するため,学識経験者,労使代表等からなる「本州四国連絡橋旅客船問題等対策懇談会」が設置された。
  同懇談会は,51年11月12日から53年8月21日までに13回開催され53年8月21日「本四連絡橋の建設に伴う旅客船問題等に関する対策についての意見具申」がとりまとめられ,運輸・建設両大臣に対して提出された。
  これを受けて,53年9月29日同協議会が「本州四国連絡橋の建設に伴う旅客船問題等に関する対策の基本方針」を決定し,今後はこの基本方針に沿って所要の措置を講じることとしている。


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