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2 はしけ運送事業対策
港湾整備の進捗及び輸送革新の進展により,はしけ運送需要は減少傾向にあるが,特に近年,長期不況による荷動きの停滞もあって,はしけ運送の需給の不均衡は著しく,はしけ船腹の過剰・遊休化によるはしけ運送事業者の経営不振は深刻化している。
このため,運輸省としては,はしけ建造の抑制及び過剰船腹の削減を推進してきており,また,中小企業事業転換対策臨時措置法及び特定不況業種離職者臨時措置法並びに雇用保険法に基づく事業転換等雇用調整事業の対象業種としてはしけ運送業が指定されるなど(それぞれ52年3月15日,12月26日,10月3日)諸般の施策が講じられているところである。一方港運業界においても,52年8月及び53年2月に,5大港において約36万積トン(5大港のはしけ船腹量の約22%)のはしけを事業者から買上げ,これを廃棄する措置を実施している。
しかしながら,はしけ運送の需給関係には依然として不均衡が存在するものと考えられ,今後ともはしけ運送事業の構造改善及びはしけ運送の秩序の確立について適切な措置を講ずる必要がある。
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