4 日本漁船の保護


  53年においては,ソ連等10か国により領海侵犯,我が国との漁業協定が締結されていない国の漁業水域内での不法操業,大陸棚水産資源の不法採捕等の理由で38隻がだ捕され,112隻が罰金を科せられた。
  海上保安庁は,漁船の出漁状況,だ捕の発生状況等を考慮し,道東及び道北方面に巡視船艇を配備して,漁船の監視及び保護に当っている。特に,根室海峡には30メートル型巡視艇2隻を配備し,更に54年度に2隻増強して体制を強化することとしている。


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