港湾の機能を効率的に発揮するためには,公共事業による港湾基本施設の整備に対応した上屋,荷役機械,引船,埠頭用地,貯木場といった港湾機能施設の整備を,あわせて図る必要がある。 53年度の港湾機能施設整備事業は,第5次港湾整備五箇年計画の3年度目として,事業費353億円(うち345億円を地方債で充当)をもって実施された。 なお,五箇年計画に対する進捗率は33.2%となり,その施設別内訳は, 〔II−(III)−12表〕に示すとおりである。