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3 今後の騒音・振動対策
国鉄は,現在実施中の音源・振動源対策及び騒音・振動の障害防止対策を引き続き推進することとしている。
騒音対策のうち,80ホン以上の区域についての対策は55年度に一部を除き完了したので,56年度からは更に75ホン以上の区域についての対策を実施している。振動対策については,家屋防振工法に関する技術開発の成果を踏まえ,55年度において防振工事を一部実施したが,56年度からは本格的に実施することとしている。
また,東北新幹線小山地区の試験線において53年から騒音,振動の発生源対策について総合的な実験検討を行ってきたが,これから得られたデータの分析等の結果,音源対策としては,架線,パンタグラフ及び線路構造の改良等により東北,上越新幹線においてはおおむね80ホンを下まわる見通しが得られた。振動についても,線路構造及び軌道構造の改良等により振動レベルを70デシベル以下とすることが可能であるとする成果が得られたので,今後とも効果的な対策の実用化を積極的に推進していくこととしている。
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