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1 世界の国際観光世界の国際観光量は,石油危機の影響を受けたとみられる昭和49年を除けば,毎年着実に増加してきた。この傾向は55年も変らない。 世界観光機関(WTO)の推計によれば,55年に各国が受け入れた旅行者の総数は2億8,500万人(対前年比6%増),各国の旅行収入の総計は925億ドル(同17%増)であった 〔IV−1表〕。
次に,54年における地域別旅行者受入数を見ると, 〔IV−2表〕のとおり,ヨーロッパ及びアメリカの受入数が多い。ただし,両地域とも地域内の旅行者がその大半を占めている。
54年における主要国の受入旅行者数及び旅行収支をみると, 〔IV−3表〕のとおりである。イタリア及びスペインが際立って多くの旅行者を受け入れており,旅行収支も大幅な黒字を示している。これに対し,西ドイツは大幅な赤字であり,日本がそれに次ぐ。
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