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2 離島航路の維持・整備
(離島航路の現状と助成)
我が国には,有人島が約340島あり,離島航路は,陸の孤島と呼ばれる僻地に通う準離島航路を含めて,約400航路ある。
これら,離島航路の多くは,輸送需要の低迷,諸経費の上昇等により,赤字経営を余儀なくされている。
国は,地方公共団体と協力して,離島航路のうち一定の要件を備えた生活航路について,その欠損に対し補助を行っており,58年度に交付された国庫補助金は約38億円となっている 〔2−4−2表〕。
補助航路には,58年9月末現在で255隻,約42,000千総トンの船舶が就航しているが,その約3割が耐用年数を経過した老朽船となっており,これらの舶舶の代替,高速化,あるいは,離島の港湾,道路等の整備の進捗に伴うフェリー化の要望が強くなってきている。
(経営合理化が望まれる離島航路)
離島航路は前述のとおり,赤字経営を余儀なくされているものが多く,400航路のうち約300航路が赤字となっている。これらの航路は,大部分が中小零細事業者によって運営されていることから,個別事業者の経営合理化には限度があり,また,補助金の大幅な増額は困難な状況となっている。そのため,航路の再編,統合を含めた離島航路経営改善方策を策定し,これを基に離島航路の具体的な経営改善を強力に指導していく必要がある。
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