都市鉄道整備の進展――仙台市地下鉄の開業(62.7)
営団有楽町線と東武東上線の相互乗り入れの開始(62.8)


  都市鉄道の整備は,62年に入り神戸市,大阪市,横浜市,営団地下鉄の延伸が相次ぐなど着実に進んでいる。特に,62年7月には,仙台市において地下鉄が新規開業(八乙女・富沢間)し,全国で地下鉄の開業している都市は9都市となった。同線は,宅地開発が進みつつある北部地区と南部地区とを都心部に直結する13.6キロの路線であり,ワンマン運転など省力化に配慮するとともにバス事業との有機的連携を図ることにより,効率的な経営をめざしている。
  なお,62年8月の営団地下鉄和光市・営団成増間の新線開業及び東武鉄道和光市・志木間の複々線化により,営団有楽町線と東武東光線との相互乗り入れが開始され,全国で相互乗り入れの実施されている区間は51区間に達した。(P.246参照)


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