総合的港湾空間の整備


  運輸省では,人・物が集まり多様な活動が高度に営まれる総合的な港湾空間の整備をめざして様々な施策を進めている。
  62年11月,「(財)港湾空間高度化センター」が設立され,港湾に関する各種プロジェクトの実施が促進されることとなったが,一方で,同年4月,神戸港メリケンパークにおいて海洋博物館が開館し,7月には東京港竹芝地区の再開発を推進するための「竹芝開発株式会社」(第3セクター)が設立されるなど,総合的な港湾空間の創造をめざした港湾再開発も着実に進展しつつある。
  さらに,運輸省では「港湾の開発,利用及び保全並びに開発保全航路の開発に関する基本方針」を改訂することとしており,今後は,この改訂を受けて総合的な港湾空間の整備が急速に進展するものと期待されている。(P.308参照)


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