第2節 国鉄改革の残された課題
JR各社の経営は昭和62年度においてはおおむね順調であり,国鉄改革は大きな成果を収めたものと考えられるが,一方,各社が承継しなかった巨額の長期債務が日本国有鉄道清算事業団(以下「事業団」という。)に残されており,これらの処理を進める必要があること,また,事業団職員の再就職の促進,日本鉄道共済年金問題という重要な課題も残されており,国鉄改革の真の完成のためには,今後,これらの課題に積極的に取り組む必要がある。