自動車登録検査電子情報処理システムのOCR化
63年1月から運輸省の自動車検査登録の申請用紙の入力装置として,OCR〔Optical Character Reader(光学的文字読取り装置)〕が導入された。この装置は,申請書等に書かれた文字を光学的に読み取り,コンピューター等に入力するものであり,検査及び登録の申請書(OCRシート)が漢字・ひらがな等で直接記入できるため,記入が容易になるとともに,自動車検査証の漢字出力化を図ることが可能となり,ユーザーサービスの向上が図られている。また,OCR化を機会にリコール対策車両のファイル化等,安全対策の充実も図られている。