青函トンネル,瀬戸大橋の開通(63.3.13,63.4.10)


  63年3月13日に,世界最長の海底トンネルである青函トンネルが,次いで4月10日には,鉄道・道路併用橋としては世界最長の瀬戸大橋が開通し,長年の念願であった日本列島の一本化が実現した。
  これらの開通により,本州・北海道間,本州・四国間における人及び物の交流が活発化しており,北海道産農産物の市場圏の拡大や瀬戸内海をはさんだ通学圏の出現などにみられるように,交通・輸送条件の大幅な改善による生活圏の拡大や流通の活発化産業立地の可能性の拡大等,地域経済の発展につながる様々な効果が徐々に現れている。(P.175,186参照)


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