新東京国際空港の利用客数1億人突破(63.3.19)


 ―――63年5月に開港10周年
  新東京国際空港は,53年5月20日に当初計画(滑走路3本,面積1,065ヘクタール)の約半分の規模で開港し今年で満10年を迎えた。
  この間の運用は順調に推移し,62年度には1,505万人の利用客数があり,63年3月19日には,開港時からの延べ利用客数が1億人を突破した。また,62年度の取扱貨物量は106万トンと空港の需要は大幅に増加し,国際線の旅客数で世界第8位,貨物取扱量で世界第1位であり,世界の国際航空路の大拠点として定着している。
  しかしながら,空港の処理能力は限界に近づきつつあるため,当初計画に従い,残る2本の滑走路と第二旅客ターミナルビル等を早期に整備する必要がある。(P.352参照)


表紙へ戻る 次へ進む