開庁40周年を迎えた海上保安庁(63.5.1)
海上保安庁は,昭和23年5月,海上における人命及び財産の保護並びに治安の維持を目的として創設され,63年5月1日で満40年を迎えた。この間,逐次組織,人員,装備の増強を図りつつ,海上の安全確保に関する業務を総合的に所掌する行政機関として,警備救難,水路,航路標識の各業務にわたって,社会の要請の変遷に的確に対応しつつ,その責務を果たしてきた。
最近では,海洋レジャーの多様化,活発化に対応した事故防止等の安全対策,海洋開発の進展に寄与する海洋調査と情報提供,海上保安業務への衛星利用等の施策を積極的に推進している。
なお,本年10月現在,全国に11の管区海上保安本部と267の海上保安部,水路観測所,航路標識事務所等の事務所が整備され,職員数は12,088人で,船艇519隻,航空機63機,航路標識5,044基を有している。
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