東京国際空港(羽田)新A滑走路供用開始(63.7.2)


  東京国際空港の沖合展開事業は,空港機能の増強と航空機騒音問題を解決するため,59年1月以来進められてきたが,63年7月2日の新A滑走路(3,000m×60m)の供用開始をもって第1期計画を完了した。
  新A滑走路の供用により,既存の2本の滑走路(B滑走路2,500m×45m,C滑走路3,150m×60m)と合わせた滑走路処理能力は,年間約16万回から約18万回へと約2万回向上し,発着回数で1日当たり50回の増便が可能となった。増便は段階的に実施される予定で,7月23日から1次増便として,1日当たり発着回数で約25回の増便が行われ,広島,松山線のダブルトラック化,那覇線のトリプルトラック化等が図られた。(P.356参照)


表紙へ戻る 次へ進む