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自動車総合安全情報ホームページについて

自動車総合安全情報ホームページは、平成11年6月の運輸技術審議会答申において、「自動車の安全性に関する比較情報、安全装置等の有効性等に関する情報等消費者が選択の際に利用できる安全情報や、交通事故の概況、自動車の正しい使い方、日常点検に係る必要な情報等一般的な情報を「総合的な安全情報」としてとりまとめ、定期的に公表する。」とされたことを受け、平成12年度から自動車交通局のホームページ内に新設し、公開を開始しました。

近年の交通事故を巡る情勢は、死者数は減少しているものの発生件数及び死傷者数は増加傾向にあり、極めて厳しい状況にあります。平成18年中の交通事故の発生件数は88万6,703件で、これによる死者数は6,352人、死傷者数は110万3,943人でした。

このような状況に対し、自動車交通局では様々な安全対策に取組んでおります。本年度はバス、タクシー、トラックといった公共交通機関の輸送の安全確保を図るため、自動車運送事業に安全マネジメントを導入するなどの新しい取組みを開始しました。ホームページでは新たに輸送の安全に係る行政処分データベースを作成・公表しており、市場の監視を通じた事業の適正化・健全化を期待しております。

また、自動車の車両そのものの安全性を確保するための対策を継続して推進しており、一例としては、自動車アセスメント(車種ごとの衝突安全性能等に関する比較情報の公表)の実施、エレクトロニクス技術などの新技術により安全性や利便性の向上を図ったASV(先進安全自動車)の開発・普及の促進等に取組んでいます。

安全運転を心掛けている方や自動車に乗らない方でも、交通事故の被害者となる可能性はあります。そのため、自動車所有者に対して義務付ける自賠責保険、ひき逃げ・無保険車による事故に対する保障金の支払いを行う政府保障事業、重度後遺障害者の支援等被害者の方への救済対策も行っております。

自動車交通局では以上の他にも様々な安全対策に取組んでおり、本ホームページではその一端をご紹介しております。私たちは「究極的には交通事故のない社会」を目標に掲げ、国民の皆様に安心・安全をお届けするべく全力で取組んでおります。本ホームページをご覧いただき、私たちのこれらの取組みについてご理解を賜れれば幸いです。

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