事業用自動車の重大事故の発生状況

事業用自動車の事故報告件数の推移等

自動車事故報告規則に基づく報告を集計した結果、令和3年に発生した事故は4,320件報告があり、前年に比べて5件増加しています。事業の種類別に見ますとバスは2,222件で、前年に比べて85件減少、ハイ・タクは389件で、前年に比べて10件増加、トラックは1,709件で、前年に比べ80件増加しています。次に原因別に見ますと車両故障に起因するものが2,271件で、前年に比べ15件増加、乗務員に起因するものが1,468件で、前年に比べ4件減少、相手方に起因するものが482件で前年に比べ21件減少しています。

また、重大事故4,320件のうち、人身被害は、死者数456人、重傷者数927人で、前年と比較して死者数が31人減少、重傷者数が11人増加しています。輸送の安全の確保を使命とする自動車運送事業においては、事故件数及び死傷者数の減少が早急な課題となっています。

参考資料

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