国土交通省
リコールの届出
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平成12年2月15日
連絡先 自動車交通局技術安全部審査課
      ユーザー業務室調査指導第二係
TEL 3580ー3111 内線 6553

リコールの届出について

 コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドから、平成12年2月15日運輸大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。

車 名 マセラテイ
通 称 名 クワトロポルテ、クワトロポルテV6、クワトロポルテ3.2、3200GT 4車種
型 式 E−MQ8、GF−QP6、GF−QP8、GF−338 4型式
輸入期間 平成8年11月24日〜平成11年12月8日
対象台数 380台
不具合の部位 制動装置
不具合の状況
(1) オートマチックトランスミッション装着車において、オートマチックトランスミッションとオイルクーラー間のホースの取り廻しが不適切なことから、ホースの金属製継手部とブレーキパイプが干渉し、そのままの状態で使用を続けると、当該ブレーキパイプが損傷し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれがある。
(2) 制動装置のマスターシリンダーにおいて、リザーバータンク間のホースを接続するコネクタの強度が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該コネクタに亀裂が発生し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれがある。
(3) 制動装置のブレーキブースターにおいて、バキュームホースを接続するコネクタの強度が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該コネクタに亀裂が発生し、最悪の場合、負圧が漏れて制動力が低下するおそれがある。
改善の内容
(1) 全車両、当該オイルホースの金属製継手部と当該ブレーキパイプの間隙を修整し、当該オイルホースの金属製継手部にゴム製の保護用部材を取り付ける。
なお、当該ブレーキパイプが損傷しているものは新品に交換する。
(2) 全車両、当該コネクタを対策品と交換する。
(3) 全車両、当該コネクタを対策品と交換する。
クレーム件数 国内:0件
事故件数 国内:無し
発見の動機 伊国本社内の品質検査による。

対策箇所説明図

  (1) (2)(3)  
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