平成13年10月25日 |
連絡先 自動車交通局技術安全部審査課 リコール対策室 |
TEL03-5253-8111 内線 42353 |
車 名 | マセラティ | |
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通称名 | 3200GT | 1車種 |
型 式 | GF−338 | 1型式 |
製作期間 | 平成11年3月5日〜平成13年9月14日 | |
対象台数 | 232台 | |
不具合の部位 | (1)制動装置(2)原動機(3)原動機 | |
不具合の状況 | (1)制動装置において、ブレーキマスターシリンダーとブレーキ液リザーバータンク間のホースを接続するコネクタの強度が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該コネクタに亀裂が発生し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下する恐れがある。 (2)原動機において、タイミングベルトテンショナー取付ボルトの強度が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトに亀裂が発生し、最悪の場合、当該ボルトが折損、タイミングベルトテンショナーが脱落し、タイミングベルトが外れ、エンジンが停止するとともに、再始動が出来なくなる恐れがある。 (3)原動機の電子式スロットルにおいて、アクセルペダル信号が、ワイヤーハーネス上で他の信号と混信することがあり、そのままの状態で使用を続けると、エンジン回転数が急に上昇したり、一定以上に上昇しないなどアクセルペダルの操作と異なるおそれがある。 |
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改善の内容 | (1)全車両、当該コネクタを対策品と交換する。 (2)全車両、当該ボルト対策品と交換するとともに、当該部分のワッシャーを新品と交換する。 (3)全車両、電子スロットルの信号について、ECUからスロットルポテンションメーターまでの間は、当該ハ−ネスの使用をやめ、新たに2種類の対策品のハ−ネスを追加する。 |
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クレーム件数 | 国内:(1)(2)なし、(3)7件 | |
事故件数 | 国内:無し | |
発見の動機 | (1)(2)イタリア本国からの情報による。(3)市場からの情報による。 | |
備 考 | 本届出のうち(1)については、平成12年2月15日「届出番号外−782」による改善対策が不十分であったことから、再度届出を行うものものである。 |
対策箇所説明図 |
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