平成14年10月4日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
車名 | ボルボ | |
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通称名 | ボルボFH12、ボルボFM12 | 2車種 |
型式 | 不明 | 1型式 |
製作期間 | 平成12年5月8日〜平成14年8月25日 | |
対象台数 | 313台 | |
不具合の部位 | 動力伝達装置電気装置電気装置電気装置 | |
不具合の状況 |
動力伝達装置において、トランスミッション制御用コンピューターのプログラムと配線及びクラッチ信号用配線のコネクターの防水性が不適切なものがあるため、前進状態の減速時に時速3Km/h以下で、シフトダウン可能なギア段数以上のシフトダウン操作を行うと、正常な信号が発信されず、後進ギアに入り、車両が後退するおそれがある。
電気装置において、電気配線のコネクター接点の形状が不適切なものがあるため、走行時の振動等により接点の接触が不良となり、前照灯等の灯火装置類が点灯しなくなるか、EBSが作動しなくなるか、原動機が停止するおそれがある。 電気装置において、電気配線の取り回しが不適切なため、ステアリングホイールを回したときに、当該ステアリングコラムと電気配線とが干渉するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該配線が損傷して前照灯等の灯火装置類が点灯しなくなるか、原動機が停止するおそれがある。 電気装置において、電源用配線の取り回しが不適切なため、キャブマウントに干渉するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該配線が損傷して電源が供給されなくなり、原動機が停止するおそれがある。 |
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改善の内容 |
全車両、トランスミッション・ギアシフト・原動機の各コントロールユニットのプログラムを変更する。全車両、車台番号を点検し、対象となるものは、電気配線を対策品と交換し、取り回しを変更して取り付ける。 全車両、車台番号を点検し、対象となるものは、クラッチサーボを対策品と交換する。
全車両、当該コネクターのターミナルを点検し、接点形状の不適切なものはターミナルを良品と交換する。 全車両、当該配線を点検し、取り回しが不適切なものは、コルゲートチューブを使って取り回し位置を変更する。 全車両、当該配線を点検し、取り回しが不適切なものは取り回し位置を変更する。また、当該配線が損傷しているものは、損傷の程度に応じて修理する。 |
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クレーム件数 | 5件0件 | |
事故件数 | 国内:0件 | |
発見の動機 | 海外及び国内での市場クレームによる。本国メーカーからの情報による。 |
対策箇所 |
対策箇所 説明図 |
対策箇所 説明図 |
対策箇所 説明図 |
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