| 平成15年9月18日 |
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<連絡先> |
| 自動車交通局技術安全部審査課 |
| リコール対策室(内線42353) |
| 代表:TEL03-5253-8111 |
川崎重工業株式会社から、平成15年9月18日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
| 車名 | カワサキ | |
|---|---|---|
| 通称名 | KSR110 | 1車種 |
| 型式 | BC−KL110A | 1型式 |
| 製作期間 | 平成14年10月8日〜平15年9月11日 | |
| 対象台数 | 1,998台 | |
| 不具合の部位 | 動力伝達装置 | |
| 不具合の状況 | チェーンとスプロケットの噛み合いが適切に維持される構造となされていないため、チェーンが過大にたるんだ状態で減速した場合、チェーンとトランスミッション側のスプロケットの噛み合いにずれが生じ、チェーンがクランクケースと干渉するものがある。そのため、クランクケースが破損しエンジンオイルが漏れる、又はチェーンがスプロケットとクランクケースの間に挟まれて後輪がロックし走行不能となるおそれがある。 | |
| 改善の内容 | 1)全車両、ドライブチェーンのたるみ量を点検し、たるみ量が標準値(10〜25mm)を外れている場合は調整する。 2)全車両、クランクケース、ドライブチェーン、スプロケットなどを点検し、損傷しているものは新品と交換する。 3)全車両、ドライブチェーンガイドを追加する。 |
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| クレーム件数 | 国内:5件 | |
| 事故件数 | 国内:0件 | |
| 発見の動機 | 国内市場からの情報による。 | |
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