平成16年12月10日 |
<連絡先> |
自動車交通局技術安全部審査課 |
リコール対策室(内線42353) |
代表:TEL03-5253-8111 |
株式会社タダノから、平成16年12月10日国土交通大臣に対して、下記車両についてリコールの届出がありましたので、お知らせします。
車名 | タダノ | |
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通称名 | TR−80M,TR−100M,TR−160M,TR−200M,TR−250M,TR−350M,TR−400M,TR−500M | 8車種 |
型式 | TR80,TR100,TR161,TR201,TR202,TR251,TR252,TR253,TR255,TR300,TR351,TR352,TR400,TR401,TR550,TR551 | 16型式 |
製作期間 | 昭和58年4月30日〜平成10年6月4日 | |
対象台数 | 15,278台 | |
不具合の部位 | かじ取り装置(補助ステアリングシステム) | |
不具合の状況 | 一般道路走行時には使用を禁止している補助ステアリングシステム(運転席を後方に向けて作業する際の操作性を確保するための装置)において、当該システムの誤操作防止機能が不十分なため、当該システムの操作スイッチ(逆ステアリングスイッチ)を作動させた状態で一般道路走行をした場合、ブーム後方位置検出スイッチに故障が生じると、操舵時に運転手の意思に反して逆方向に操舵されるおそれがある。 | |
改善の内容 | 全車両、対策品(補助ステアリングシステム誤操作防止機能として、一般道路走行時に逆ステアリングスイッチが作動状態である場合、ブーム後方位置検出スイッチに故障が生じても、逆ステアリングモードにはならないように当該システムの作動を停止し、また運転者に対し警報ブザーにより警告する回路に変更したもの)に交換する。 なお、対策品の技術的検証および部品の供給に時間を要することから、早急に、次の対策を行い、技術的検証が済み次第、速やか(平成17年1月上旬予定)に対策品に交換する。 ・使用者に対し誤操作防止のため、当該補助ステアリングシステムの使用方法を周知徹底するとともに、取扱説明書を修正する。 |
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クレーム件数 | 国内:6件 | |
事故件数 | 国内:人身1件、物損5件 | |
発見の動機 | 市場からの情報による。 |
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