「トラガール促進プロジェクト」はトラガールを目指す女性の道しるべとなるとともに、経営者等に新しい視点を提供し、業界のイメージ改革を図るための取組です。

K、Sドライバー　　　株式会社永井運送（熊本県宇城市）

○トラックドライバーを目指したきっかけ　

　自分で自立して生活ができ、達成感のある仕事をしたいと思っていました。以前、４ｔトラックに乗っていた頃から憧れていた大型車に乗ってみたくて免許を取得しました！（Kさん）

　父親が大型トラックドライバーで、小さい頃から大きなトラックに強い憧れをもっていました。全く違う職種で仕事していたが、結婚・出産後もどうしてもドライバーになる夢を諦めきれず、大型免許を取得。夢を持って活き活きする自分に、家族も応援してくれ、念願のトラガールになりました！（Sさん）

○普段こころがけていること

　挨拶と笑顔、感謝の言葉を欠かさないようにしています。（Kさん）

　安全第一！荷物を無事にお客様まで届けること。あいさつ！（Sさん）

○仕事のやりがい

　「今日も無事に仕事できた！」と毎日毎日大きな達成感を得られることです！

○将来の目標

　九州のみならず、県外や長距離運行をもっと担えるようになりたい！（Kさん）

　早く牽引免許を取得し、長距離を担える運転技能を身につけたい！育児が一段落したら、長距離運行もやってみたい！（Sさん）

○トラガールを目指す女性へのメッセージ

　 女頭で考えるより、まずはこの業界に飛び込んできてください！！男性社会であるがゆえに（？）、まわりの男性ドライバーに優しく教えてもらっています。日々大きなやりがいを感じられるとっても楽しい仕事です！

■女性ドライバーに対する社長からの評価■

　これからの物流業を担うに当たり、女性の活躍は必要不可欠！！
　女性がいるだけで、パッと花が咲いたように職場が明るくなります！女性は、総じて、男に負けたくないという負けん気の強さがあり、高い向上心があります。それが、同僚男性にも良い刺激となり、従業員全体のモチベーション向上につながっています。
　また、女性ドライバーが頑張る姿勢に、お客様からも高い評価を頂いています。現場の方達の良い刺激となっている模様です。

■女性を雇うために工夫したことや取組など■

　多様化する物流業界において、女性ドライバーの戦力化を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。荷役については、一般に女性に対する配慮が必要であるものの、取扱貨物の種類によっては、周囲の男性ドライバー等と協力し合える体制・環境を作ることで、十分工夫が可能です！