以前は、量販店でレジ打ちの仕事などをしていました。フルタイムの仕事を探していましたが、なかなか見つからず、そんな中たまたま声をかけられて、7年ほど前にトラックドライバーの仕事を始めました。もともと車の運転は好きだったので、トラックドライバーになるのに迷いはありませんでした。
荷主の物流センターから病院へ、食材やリネン類を運ぶのが主な仕事です。
多少の荷物の積み卸しもありますが、荷物の移動は荷を載せた専用台車を移動させることにより行うため、女性の力でも十分可能です。
時間もある程度決まっているので、家事との両立がしやすく、同じ取引先に行くので人とコミュニケーションをとる機会も多いです。取引先の病院の常連のおじいちゃんおばあちゃんと知り合いになってお話しすることもあります。取引先などで「気をつけてね~」とみんなが声をかけてくれるのが嬉しいです。
現在は、高校3年生と中学1年生の2人の子どもがいます。仕事で子どもと会えない朝はモーニングコールで、夜は帰ってから一緒に家事をすることなどで、忙しい中でもコミュニケーションをとっています。
そういえば、子どもが友達に「うちのお母さんすごいんだ!」と私がトラックドライバーの仕事をしているのを自慢していたといった嬉しいこともありました。
普段こころがけていることは「無事故無違反」と「トラガールを増やすこと」です!
普通の女性にも十分にできる仕事がたくさんあるので、ぜひトラガールになってもらいたいです! 先輩としてアドバイスします♪
Tさんをはじめ明るい方が好まれることもあり、取引先からも喜ばれています。「あの人でないと困る」という声もよく頂いています。
仕事の内容によってはチームで仕事をするようになっていますが、女性ドライバーが雰囲気作りをしてくれるのでうまくいっています。
また、女性でも運べる荷物はたくさんあり、女性ドライバーに活躍の場を提供できればと考えています。女性でも働きやすいように、労働時間や労働時間帯のフレキシブルな設定をすることにより、積極的に女性ドライバーを増やしたいです。
ドライバー不足の中、女性ドライバーを増やしていくことが重要です。女性ドライバーを増やしていくことで業界のカラー(イメージ)を変えていきたい。
今はまだできないですが、託児所など必要な施設の拡充も図っていきたいと考えています。
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