海事補佐人の仕事
補佐人を利用すると
受審人又は指定海難関係人となった方は、審判廷で審判官や理事官などから事故当時の状況を色々と尋ねられます。このとき、その状況を正確に説明できなかったり、自分の思ったことや主張をうまく表現できないことがあります。
そこで、補佐人を利用するとあなたが主張したいことを代わりに説明してくれたり、弁護してくれたりします。
海難審判は、裁判の手続きのような流れで審理が進められます。(審判手続き)
海難審判の手続きの中で重要なものとして「証拠の提出」があります。あなたが主張したいことで新しい証拠(書類でも物でも構いません。)がありましたら、補佐人が代わりにその手続きを行ってくれます。
このほか、あなたの正当な権利を保護してくれます。
そこで、補佐人を利用するとあなたが主張したいことを代わりに説明してくれたり、弁護してくれたりします。
海難審判は、裁判の手続きのような流れで審理が進められます。(審判手続き)
海難審判の手続きの中で重要なものとして「証拠の提出」があります。あなたが主張したいことで新しい証拠(書類でも物でも構いません。)がありましたら、補佐人が代わりにその手続きを行ってくれます。
このほか、あなたの正当な権利を保護してくれます。
例えば、
- 審判の期日を変更してほしい旨の請求をしてくれます。
- すでに提出されている証拠などを謄写してくれます。
- 衝突事件などで相手方の当事者に色々と質問してくれます。
- 理事官の意見に対して当方の意見を述べてくれます。
- 事件に関する当方の主張を述べてくれます。
※もちろん、あなた自身でこれらの手続きを行うことはできます。
補佐人を選任するには
補佐人の選任を希望される方は、公益財団法人 海難審判・船舶事故調査協会におたずねください。
また、同協会では、経済的理由で自ら補佐人を依頼できない人たちに対し、補佐人選任に要する経費を扶助して補佐人をつけることも行っております。
この扶助に対する手続きのほか、海難審判に関する一切について相談したいことがありましたら、同協会の相談所(各地方海難審判所の所在地に置かれている)が無料で相談に応じてくれます。
また、同協会では、経済的理由で自ら補佐人を依頼できない人たちに対し、補佐人選任に要する経費を扶助して補佐人をつけることも行っております。
この扶助に対する手続きのほか、海難審判に関する一切について相談したいことがありましたら、同協会の相談所(各地方海難審判所の所在地に置かれている)が無料で相談に応じてくれます。