各  位

平成10年4月24日

ダイオキシン対策研究会

ダイオキシン対策研究会の設置について

 国民の健康を保護する観点から、ダイオキシン類の発生源となる塩化ビニル製品等について、建築物及びその内部における使用実態や代替資材の開発動向を把握し、製造、設計、廃棄の各分野での対策を検討するため、学識経験者、関係省庁、関連業界からなる「建築物におけるダイオキシン対策研究会」(委員長:今泉勝吉 工学院大学名誉教授)を設置したので、お知らせいたします。

 検討期間は2年間、第1回会合は、平成10年4月27日(月)です。

<本件についてのお問い合わせ>   

 建設省 住宅局 住宅生産課
  TEL 03-3580-4311(内線 3935)

事 務 局

千代田区二番町4-5 相互二番町ビル3F
 (財)ベターリビング
  TEL 03-5211-0576


建築物におけるダイオキシン対策研究会の設置について

1.趣  旨
 国民の健康を保護する観点から、建築活動のあらゆる局面で、ダイオキシン類をはじめとする環境汚染物質の発生を低く押さえる配慮が求められている。
 そのため、建設廃材の分別・リサイクルによる廃棄物の適正処理の推進と併せ、環境汚染物質の発生源となる資材を用いる場合の対策を検討することにより、建築分野における環境施策の一層の徹底を図ることとする。

2.検討体制(別紙 組織図及び委員名簿参照)
 財団法人ベターリビングが事務局となり、学識経験者、関連業界、関係省庁(建設省、通産省、厚生省、科学技術庁)からなる「建築物におけるダイオキシン対策研究会」(委員長;今泉勝吉 工学院大学名誉教授)を設置する。

3.検討内容
 ・建築物及びその内部における塩化ビニル製品等の使用実態の把握
 ・環境汚染物質の発生パターンの整理
 ・代替資材の開発動向の把握
 ・合理的かつ効果的な対策の方針

4.検討期間
 平成10年4月から2年間(予定)
 ただし、検討期間及び開催頻度は、関係省庁における本課題の研究動向や関連施策の進捗状況を考慮し、適切に運営するものとする。

5.第1回本委員会の日程
 日時  平成10年4月27日(月) 13:30〜16:00
 場所  弘済会館 4階(会議室名 梅(西)・菊(東))
 住所  東京都千代田区麹町5−1


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